東大の標準
問題集は重要問題集がお勧めです。難易度の異なるA問題とB問題に分かれており、志望校により使い方を変えていきましょう。ある程度A問題が解ける受験生はB問題のみでもいいですし、志望校が簡単な問題を多く出題する傾向があるのであれば、A問題だけ解くのも効果的です。もちろん時間に余裕がある人は全てやるのがベストです。
重要問題集の目安
A問題、B問題両方仕上げるのなら4,5か月。Aのみで3か月、Bのみで1か月半〜2か月が目安です。
重要問題集の注意点
問題の解説があまり詳しくないので、ある程度問題を解く力がないと難しいです。そのためレベル別問題集を行なった後の仕上げに使用すると効果的です。
さらに難易度が高い問題集
旺文社の「化学基礎・化学 標準問題精講」
標準と書いてありますが、問題は東大レベルで難しいです。志望校で難易度の高い問題が出題される範囲にのみに使用するのがお勧めです。一問にじっくりと時間をかけて考えるような問題対策に向いています。1日3問ペースなら2か月ちょっとが目安です。過去問と並行して使うと良いでしょう。
「化学の新研究」、「化学の新演習」
標準問題集の後に使用、もしくは代わりに使用するのがお勧めです。新研究は、本自体がぶ厚く、詳しい講義系参考書です。仕上げの段階により詳しく理解するのに適しています。新演習はセットの問題集として使用します。解けそうにない問題があり必要と感じれば、ピックアップして何回も解いて理解を深めていきましょう。